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ものづくりと広報「本物論」(1)



今回は「ただ、キッチンを作ってるのではない」とオーダーキッチンから始まるお客様の幸せを提案するスタディオン株式会社 古川宜宏氏と、「ただ、プレスリリースのお手伝いをしてるのではない」と、広報を通してクライアント企業の将来を提案する株式会社PRリンク 神崎英徳氏の対談です。異業種であり、PRの専門家とクライアントという立場でありながら、共感するお互いの理念を語っていただきました。
取材/山部 香織 撮影/菅野 勝男  コーディネーター/武田 珠佳  

異業種だけど

古川氏: 天職って英語でなんて言うか知ってる?

神崎氏: 天職ですか?

古川氏: 「Calling」って言うらしいわ。生まれる前から、神様が呼びかける。ここに来なさいっていうことかな。

神崎氏: 僕的には、天職って二つの意味があると思うんですよ。自分ができることを天職と思う場合と、前世?があるとしたら、遣り残したことをこの世でやらなければいけないとか。

僕の場合は前者で、もともと文章を作ることが好きだったから、自分に合う広報という仕事をやってるんじゃないかと思ってますけどね。
古川氏: 僕はいまだかつて、得意やと思ったものってないんやけど(笑)
でも、オーダーキッチンにしたら幸せになれるよということを伝えたいと思ってる。

神崎氏: そういう意味でいうと、人を幸せにしないさい、という宿題を持っておられるんじゃないですか?(笑)

古川氏: そうなんかな。でも、もうちょっとなにか、もっと幸せにできるものってあるんちゃうかなといつも思ってるけどね。

神崎氏: そもそも、古川社長は家具とかリフォーム業をされてましけど、なぜオーダーキッチンに絞られたんです?
古川氏: 20年以上、輸入家具やリフォームやってきたんやけどね、ウチのメンバーがオーダー家具をやってて、システムキッチンの販売やってて、各自の強みを合わせたらオーダーキッチンだった。そんな感じやね。

でも、キッチンって、人の暮らしに絶対必要な場所やし、家族にとって重要。だから、オーダーキッチンって言っても、なにも贅沢品じゃなくて、その人の暮らしに合わせたものを提供したり、アイデアを出したりって、やっぱり、そのご家族の夢を実現する仕事なんかなあと思ってますね。

神崎氏: そうですね。いままでは既製品のキッチンに暮らしを合わせていたけれど、キッチンを暮らしに合わせるっていうのがオーダーキッチンなんですね。
古川氏: そう。僕らは単にキッチン作ってるんじゃないよ。という感覚はありますね。
だから、お客さんには完成後、必ず笑顔の写真を撮らせてもらうんです。もちろん了解いただいてね。でも100%了解もらえてますし、皆さん笑顔なんですね。

でも、僕らは作って終わりにしたくないから、ずっとこの先も、くらしに合った何かを提供していきたいと思って「幸せキッチン計画」って作ったんです。

神崎氏: 僕の広報って仕事もそうですね。プレスリリースを作って終わりじゃなくて、クライアントさんが自分たちはどう思われているかとか、これからどうしたいかを考えるきっかけにもなりますから。単にモノを作ってるんじゃないという感覚は同じですね。


 

2012/01/20

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今回は女性3名のデザインユニット、アンジーグラフィックス大野典子さんと河田朗子さん、プロダクトデザイナーの南大成さんの3名による対談です。同じクリエイーターとして、仕事の紹介だけでなく、共に刺激を与え合う仲間同士。デザイナーとしての視点はなにか。クライアントと自分たちの意識の狭間で悩み、ブレないものを持つためのあり方は、どの業種にも共感するものがあります。
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